日本ではITSという言葉が世に出てから20年近くが経ちます。
※ITS Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム
その間様々な議論・研究開発がなされ、最近ではカーナビやETC、VICSなど一般ユーザ にもかなり浸透してきており、さらに各業界ではITSをプラットフォームにして新たなビジネス化を進めるために様々な検討がなされています。
その一方で、 元々定義が広く、複合的要素が強い「ITS」の性質上なかなか製品化やサービス化につながらず、エンドユーザーの皆様へ提供できない場合が多々あります。
「ITS」にはそれぞれの捉え方が存在すると思います。
例えば、
〈今までにない夢の近未来的高度システム〉
〈ありモノを上手く組み合わせた便利なシステム〉
ITSアライアンスではまず後者からアプローチします。
一見簡素なシステムやメカでも、勇気を出してカタチにしていくことで、意外にもスタンダードになったりその先の新しい必要性を生み出すと考えるからです。
その実行に向けて、あらゆる業種間でのコラボレーションをコーディネートしたり参画もしながら、「あ、これ欲しい!」と思っていただけるモノやシステム作りを目指し、ITSの「ハブ・カンパニー」としても社会へ貢献したいと考えております。
今後とも、皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役 社長 若山 裕一